エクセルマクロを0から独学で極める極意~ITを味方に~

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一緒に独学でマクロを極めて、定時帰宅とスキルアップを目指しましょう!

初心者が最初に覚えるべきテク「Debug.Print」を学ぶ


今回は今までのデバグのやり方を一度見つめ直してみました。

従来の自分の非効率なデバグ 効率✖️

前回まで、自分はデバグ時に変数に格納されているデータを確認する為に、
Msgbox を使っていました。これを使うと、その都度でメッセージボックスのウインドウが開いてしまってました・・

f:id:Rimux:20210723083835p:plain


しかし、VBEにはもともとデバグをするための、
「イミディエイトウインドウ」というデバグスペースがありました^^;

さっそくつかってみましょう。

Debug.Printを使おう 効率○

VBEの画面で以下のショートカットキー入力してみましょう。
画面下にイミディエイトウィンドウが開きます。

Mac なら Ctr+⌘(コマンド)+G

Windows なら Ctr  + G 


ここで様々な計算結果を確認できます。
実際に、次のコードを実行してテストしてみます。


例題:文字列の表示、数値計算、セルの値取得

Dim messa As String

messa = " テスト"

Debug.Print messa
Debug.Print 1 + 2
Debug.Print Range("A1")


実行結果

f:id:Rimux:20210723090002p:plain


改行なしで表示する

ちなみに Debug.Print の末尾に ; セミコロンを追加してみると
改行がなくなります


f:id:Rimux:20210723090419p:plain


文字列を結合する

文字列を結合したい時も、以下のようにセミコロンをはさんでください。

Debug.Print "文字列"; "を"; "結合 "


実行結果

f:id:Rimux:20210723091950p:plain


内容削除

 →イミディエイトウィンドウの内容を削除する Ctr+a+DEL

学んだこと総括

Debug.Print を積極的に活用することで、今後のマクロ開発作業の効率が
かなり向上しそうな気がしました。
「あれ、この変数にちゃんと指定した数値格納されてるのかな?」
と思った時は、ここで確認すればいいことを学びました。